空間都市
空間都市とは過密都市の土地住宅間題を解決するために既設の建造物の上に、地上10m前後の高さに、すりぽりと蓋をかぶせ、人口の新しい土地を作り、その上にアバート、駐車場、商店街、緑地帯、公園などを建設することをこう呼びました。日本では20階建ての高層アパート群を中心とする空間都市を作る計画が、住宅公団によって進められていました。同じような例は、アメリカのニューヨークグランドセントラル鉄道操車場上の空間都市計画がありました。
デベロッパーとは都市開発、都市再開発、大規模な住宅地開発などにたずさわる企業体のことで、無計画、無秩序な宅地造成をしている不動産業者と異なり、マスタープランをもって計画的に都市づくりを行なっています。今後、メガロポリス産業といわれて発展が期待されでおり、大手不動産会社や電鉄系の不動産部門が本格的デベロッバーを目指していました。

copyrght(c).家計と都市交通.all rights reserved