エキュメポリス
エキュメノポリスとは世界都市、多核的広域都市などと訳さ、ドクシアデスの提唱しているもので中枢管理機能を特定都市に集中させず、ネットワークによって分散させ、多核的な広域都市を作ろうとするものです。このことによって、東京のような過密とそれによる環境悪化を防止できる。日本の場合は新全国総合開発でいう国土全体の交通網、情報網によるネットワークが完成すれば、国土全体がひとつののエキュメノボリスとみられ、全国総都市化ともいえます。
モデルコミュニティは人口5千人から1万人程度の生活圏内に公民館、児童公園、体育館、診療所など健康で文化的な生活を楽しむために必要な施設を完備し、コミュニティ活動を活発にしようとするモデル地区です。薄れゆく住民の地域的連帯意識を回復し、快適な日常生活を営めるコミュニティづくりをするために試験的に全国から約30ケ所を選びコミュニティ活動のあり方を研究しようとするものです。自治省が中心になって各県一力所の候補地を決めました。

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