レクリエーション都市

レクリエーション都市とは太陽と縁と水がいっぱいのレクリエーションの都市で公害に悩む都市住民に人間らしい憩いの場を与え、他面で地域開発を促進させるという建設省の構想にもとづいて、千葉県九十九里浜地区をはじめ全国都市づくりに着手しました。都市規模は平均千ヘクタール程度で、核になる都市計画公園地区を中心に各種スポーツ施設、家族農園、牧場、宿泊施設などが設けられ、子供から老人まですべての人が豊富な屋外レクリエーション施設で楽しめるようするものです。
学技術庁の資源調査会が昭和44年末、これからの新都市の建設や都市の再開発を進めていく手がかりとしで策定したものが、モデル都市で、住民の健康を守るとともにエネルギーや都市の空間を総合的に利用して、住みよく効率の高い町づくりを実現するために、いくつかの制御系による環境づくりを中核として描かれていました。その条件は道路交通制限、高層化による住宅環境の制御、地盤の制御、給湯暖冷房制御、度数的処理制御、給排水制御、給排気制御、生理的リズム制御の8項目で、人間が高度の技術文明をいかに活用するかを前提とした未来都市論ともいえるものでした。

家計と都市交通

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